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北近江の名城特別展

パネル、古絵図で小谷や観音寺城を紹介
西の丸三重櫓で開かれている特別展「彦根と北近江の城」(彦根城)
 彦根市で開かれている国宝・彦根城築城四百年祭の特別展「彦根と北近江の城」がこのほど、彦根城で内部を公開中の西の丸三重櫓(やぐら)(重文)で始まった。観音寺城や小谷城など名城の数々を紹介している。
 北近江は交通の要衝として古くから数多くの城が築かれ、十六世紀には六角と京極の両氏が激しい争いを繰り広げた。特別展ではこのうち代表的な十五の城について、パネルや古絵図十数点で紹介している。
 観音寺城(安土町)は六角氏の居城として、他の城に先駆けて石垣を築くなど戦国期で有数の防御構造を誇った様子を古絵図で紹介している。また、観音寺城とともに「戦国五大山城」に数えられた小谷城(長浜市)では、領主だった浅井長政や夫人「お市の方」の肖像画を掲げ、安土城や佐和山城など日本史の転換期の舞台になった城から、「北近江」の歴史的な重要性を浮かびあがらせている。
 八月二十六日まで。
【2007年7月27日掲載】