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佐和山城を“築城”

ベニヤ板92枚、クレーンで
イベント「佐和山一夜城」を前にクレーンで築城されるベニヤ板の「天守閣」(彦根市古沢町)
 天守閣を描いたベニヤ板で佐和山城を再現するイベント「佐和山一夜城」(九月一日−十六日)の組み立て作業が二十四日行われた。プロジェクト実行委の彦根商工会議所青年部らは、佐和山のふもとの東山運動公園(彦根市古沢町)で、ベニヤ板をクレーンでつり上げて、高さ約十八メートル、幅約十三メートルの天守閣を「築城」していった。
 佐和山城は戦国の武将石田三成(一五六〇−一六〇〇年)の居城だったが、関ケ原の戦い(一六〇〇年)で徳川方に攻め落とされた。
 イベントは国宝・彦根城築城四百年祭の一環で彦根城とともに佐和山城にも光を当てようと、七月中旬から市民ら約三百五十人が縦一・八メートル、横〇・九メートルのベニヤ板九十二枚に天守閣をペンキで描くなどしていた。この日は業者と青年部の約十人が一日がかりで完成させ、覆いをかけた。
 「佐和山城」は一日午後六時からの除幕式でお披露目される。期間中は毎日、午後六時から同九時までライトアップするほか、土日は甲冑(かっちゅう)劇やクイズ、歴史講座などイベントも催す。プロジェクト実行委の川地将人委員長(三六)は「ライトアップされるのが楽しみ。多くの人に二つの名城を見に来てほしい」と話している。
【2007年8月25日掲載】