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全国から招き猫集合

重文・天秤櫓で特別展
全国各地からの招き猫が並ぶ特別展(彦根城天秤櫓)
 彦根と深いつながりのある「招き猫展」が彦根城の重文・天秤櫓(てんびんやぐら)で開かれている。九谷産や瀬戸産の陶製の招き猫など、愛らしい約三百点が観光客を楽しませている。
 国宝・彦根城築城四百年祭にあわせ、実行委が愛知県の「招き猫ミュージアム」の協力を得て特別展として開催した。
 招き猫の寺として知られる豪徳寺(東京都世田谷区)の縁起によると、彦根藩二代藩主・井伊直孝(一五九〇−一六五九)が鷹(たか)狩りに興じていたとき、猫の招きで同寺に足を踏み入れ、激しい雷雨の難を免れた。直孝は強く感激し、これが縁で同寺は井伊家の菩提(ぼだい)寺になったと伝わる。
 会場には、華やかな絵付けと鋭い眼光が印象的な九谷産やほっそりとした体の瀬戸産など各地域で特徴の異なる招き猫がずらり並んでいる。中には宮崎県の東国原英夫知事の顔をモチーフにしたユニークな作品もある。
 十一月二十五日まで。彦根城入場料が必要。
【2007年10月10日掲載】