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屋形船、祭り後も運航

内堀遊覧、人気高く
国宝・彦根城築城400年祭の閉幕後も運航を継続することが正式に決まった屋形船(彦根市)
 彦根市のNPO法人「小江戸彦根」が彦根城の内堀で運航している屋形船が、国宝・彦根城築城四百年祭が閉幕する今月二十五日以降も継続して運航されることが一日までに決まった。
 屋形船は築城四百年祭が開幕した翌日の三月二十二日、「ゆらっと遊覧 彦根城お城めぐり」と銘打って運航を始めた。玄宮園前から山崎御門前までの往復約三キロを五十分で、一日六、七便運航している。石垣や城郭など水面から望む景色が観光客らに受け、今月一日には当初見込みより一カ月早く乗船客が一万人を突破した。
 同法人から四百年祭以降の運航延長の申請を受けた市教委文化財課は、内堀が国の特別史跡内にあるため県教委文化財保護課などと協議。屋形船が、井伊家文書に残る彦根藩主の屋形船を忠実に再現していることなどを評価して延長を許可した。
 市教委文化財課の寺嶋勲課長は「観光客に人気が高く、四百年祭における市民レベルの取り組みとして最も活発。市教委としても運航継続を歓迎したい」と話している。同法人の棚橋勝道理事長(47)は「これまで積み重ねてきたノウハウを生かし、彦根城周辺の四季折々の魅力をさらに多くの乗船客に伝えたい」と意気込んでいる。
【2007年11月2日掲載】