京都新聞TOP > 観光アーカイブ > 彦根築城400年祭
インデックス

ひこにゃん どうなるにゃ〜

デザイン男性「勝手な性格つけられた」調停始まる
ひこにゃん
 国宝・彦根城築城四百年祭のキャラクター「ひこにゃん」=写真=をデザインした大阪市のイラストレーター男性(22)が彦根市と四百年祭実行委にキャラクター使用の中止などを求めた調停が十九日、彦根簡裁で始まった。男性の主張に対し、市と実行委は「法的根拠のない不当な要求」と反論した。次回は二十六日に開かれる予定。
 調停後、会見した獅山向洋市長は市が「ひこにゃん」の三図柄を購入したのは大阪市のイベント会社で、今年三月末に「ひこにゃん」の商標登録を出願したことなどを説明。「契約の当事者でない人がとやかく言うのはおかしい。商標の権利はすべて実行委に帰属している」とし、話し合いによる解決を否定した。
 一方、男性の代理人玉越久義弁護士は「実行委による無制限なキャラ使用許可により、勝手な性格付けなどが行われている。また、四百年祭後もキャラを使用するのは趣旨と異なる」などと従来の主張を繰り返した。そのうえで、「実行委にはこれまでから協議を申し入れてきたが、回答はなかった。調停申し立てはやむにやまれぬ選択で、ひこにゃんが今後も愛されるキャラとして存続するためにも、話し合いで解決したい」と話した。
【2007年11月20日掲載】