京都新聞TOP > 政治・社会アーカイブ > 京都市新景観条例
インデックス

京大新病棟の特例了承

京都市景観審査会が答申
 京都市の新景観政策で定めた高さ基準を約10メートル超える京都大医学部付属病院(左京区)の新病棟の計画に対し、市景観審査会(会長・川崎清京都大名誉教授)は23日、初の特例許可を了承する答申をした。
 新病棟は地上8階建て、高さ30・94メートル。予定地は高さが20メートルに規制されており、京大は医療機能の集約や高度な医療体制の整備などを理由に特例許可を申請、市が同審査会に諮問していた。
 同審査会は3月7日の会議で特例適用を認める方針を決めていたが、判断理由や議論の経過を詳しくまとめるため、答申決定まで約1カ月半を要した。
 答申では、病院機能の整備が市民の医療への信頼と安心の向上に寄与すると評価し、眺望についてはシミュレーションの結果、鴨川河川敷などの視点場から大文字の見通しについても影響がないとした。市は答申を受け、近く特例を許可する方針。
【2008年4月23日掲載】