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屋外広告 これぞ見本に

市が公募 優良作表彰へ 看板や提灯、旗など対象
 京都市は十九日、町並みの中でデザインの良さが光る看板などを「優良屋外広告物」として表彰すると発表した。自薦、他薦を問わず幅広い応募を呼び掛け、入賞作品は設置の許可期間を二倍に延長する特典も設け、屋外広告の「見本」としてアピールする。
 市は昨年九月から始めた新景観政策で、屋外広告物の色彩や大きさの規制を強化したが、業者から「基準が分かりにくい」とされ、「無届けの違反も多く、手続きを守ると損をする」との不満もある。表彰は「優れたデザイン」を具体例で示すと同時に、手続きを守る業者を増やす狙い。
 市美観風致審議会の小委員会で審査し、入賞作品は通常三年ごとに手数料を支払う許可更新手続きを、六年ごとに延長する。
 対象は看板、広告塔、案内板のほか、旗や提灯、のれんなども含む。市民や業者などが電子メールや郵送で写真を添えて応募する。募集は二十三日から八月二十日まで。十月下旬に入賞作品を発表する。市市街地景観課は「規制が厳しくてもいい広告が作れることを示したい」としている。問い合わせは同課TEL075(222)3474。
【2008年6月20日掲載】