京都新聞TOP > 政治・社会アーカイブ > 京都市新景観条例
インデックス

中京署 京都府内最大規模に 府警、概要発表

泥酔者ら保護施設併設 和風デザイン 2012年3月完成へ
中京署(仮称)の完成予想図(京都府警提供)

 京都府警は11日、京都市中京区壬生坊城町の市交通局・壬生庁舎跡地に新設する中京署(仮称)の概要を発表した。完成すれば、府内で最も広い警察署となり、泥酔者らを一時的に保護する保護センターを併設する。今年中に着工し、2012年3月の完成を予定している。
 府警は「1行政区1署」の市内署再編整備計画に基づき、12年4月に中京署の運用を始め、堀川署と七条署を廃止する方針。中京区には現在、警察署がなく、五条署と堀川署が地域を分けて管轄している。
 府警によると、中京署は鉄筋コンクリート造り(地上4階、一部地下1階)で、延べ床面積約6900平方メートル。府は建設費約28億8千万円を新年度当初予算案に盛り込んだ。
 留置場は男性用と女性用を独立して設け、府内署では最大の34人を収容できる。五条署にある祇園・木屋町特別警察隊の拠点を移設する。七条署敷地内の総合保護センターに代わる保護センターは2階に8室を備える。
 市の新景観政策に対応し、窓に格子を設け、瓦屋根をイメージした和風のデザインを採用する。府内署では初めて屋上緑化し、太陽光パネルを設置する。雨水も再利用するなど環境面に配慮する。

【2010年3月12日掲載】