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高さ規制緩和、6割超が賛同

岡崎活性化、京都市素案
 京都市は8日、左京区の岡崎地域活性化に向けた市の都市計画見直し素案に対する市民意見の結果をまとめた。京都会館建て替えを見据えた高さ規制の緩和について「優れた都市景観を保全継承するには必要な見直し」と賛同する意見が6割を超す一方、見直しに際し「住民意見をもっと聞くべきだ」との声も多く寄せられた。

市民意見集計4分の1反対

 7月下旬から約1カ月間募集したところ412件あり、京都会館やみやこめっせなど文化施設が新景観政策で定める高さ規制(15メートル)に適合しない現状について「都市計画の規制は実態に合わすべきだ」、「既存建築物の改修には最小限の緩和は必要」など見直しに賛成する意見が270件あった。一方、「市が決めた規制は自ら守るべきだ」、「今の静閑な住環境を守ってほしい」など反対の意見も106件あった。

 京都会館の建て替え計画に対し「国際都市にふさわしい建物を」と再整備を望む意見と、「高層化計画は撤回すべきだ」とする声もあった。

 市は市民意見を踏まえ、11月に都市計画案を策定し、来年1月の都市計画審議会に諮る方針。

【2011年9月9日掲載】