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我がまちの未来の景観

京都市、CG用い開発
 地域の景観づくりに役立ててもらおうと、京都市はコンピューターグラフィック(CG)を用いて地図上に立体的な町並みを作成する「景観シミュレーションシステム」を開発した。現状の建物の写真データを取り込んで再現した町並みに架空の建物モデルを配置することで、モデルが景観に合っているかどうか判断できる。15日から一般への無料貸し出しを始める。

PC無料で貸し出し

 シミュレーションシステムは、京都市内の高低差が分かる地形と航空写真を組み合わせた地図のデータ上に、立体的な建物モデルを配置できるのが特徴。現存する建物の高さや敷地面積を入力し、外観の写真データを取り組み現在の町並みを立体的に再現する。今後建てる予定の家屋やマンションの3D(立体)モデルを配置すれば、建築後の状況をさまざまな角度で見られる。

 シミュレーションのソフトには京町家やマンション、商業ビルなど新景観政策のデザイン基準に適合する142種類の3Dモデルのほか、看板や電柱、太陽光パネルなどの付属パーツも用意している。

 市景観政策課は「地域住民による景観づくりの議論に活用してほしい」といい、システムを搭載したパソコン1台を1カ月単位で貸し出す。市職員が使い方を指導する出張デモンストレーションも行う。

 問い合わせは市景観政策課TEL075(222)3397。

【2011年9月15日掲載】