京都新聞TOP > 政治・社会アーカイブ > 京都市新景観条例
インデックス

高さ規制緩和を決定

岡崎地域、京都会館再整備へ

 京都市の都市計画審議会は20日、京都会館の再整備に向けて左京区の岡崎地域に立地する施設の高さ規制を緩和する地区計画を承認した。一律15メートルの高さ規制を文化・交流施設に限り緩和し、京都会館第1ホールの建て替え計画とすでに15メートルを超えている既存施設の高さに合わせ、施設ごとに31〜20メートルに引き上げた。

 地区計画では、一帯の高さ規制は15メートル以下を基本としつつ、京都会館第1ホールは31メートル、京都国立近代美術館(高さ24メートル)と市美術館(同22メートル)は25メートル、みやこめっせ(同20メートル)と京都会館第2ホール(同20メートル)などは20メートルにそれぞれ設定した。

 同時に一帯の建築物の用途を文化・交流施設に限定し、広々とした景観を保全するため敷地面積や建築物の側面位置も制限するなど規制を強めた。

 委員からは「新たな開発の道を開くのでは」「住民理解が得られておらず拙速だ」との反対意見も出たが、賛成多数で地区計画を承認した。

 市は「今ある都市空間を継承していくのが前提だ。今後も用途が制限される上、大規模施設の立地も物理的に困難になる」としている。

【2012年1月21日掲載】