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買収を完了

新駅予定跡地 5・6ヘクタール
 栗東市の新幹線新駅予定地跡地に電池メーカーのジーエス・ユアサコーポレーション(GSユアサ、京都市南区)が計画している新工場用地について、市は4日までに、工場用地約5・6ヘクタールすべての買収を終え、同社に伝えた。本年度内に同社と売買契約の締結を目指している。
 GSユアサは昨年11月、「2010年10月に着工」を条件に、新駅予定地跡地に電気自動車用リチウムイオン電池の新工場を建設する計画を表明した。
 市は市土地開発公社がいったん用地を買収し、造成後に同社に引き渡すことにし、1月末の買収完了を目指し44人の地権者との交渉を急いできた。今後は公社への所有権移転などを行い、同社との契約に備える。
 市地域整備課などによると、本年度内に同社との売買契約が締結されれば、同社が表明した10月より早く工場進出が決定する。
 予定地はすべて農地。市は、同社との契約締結後、6月ごろから予定地と国道1号をつなぐ都市計画道路の用地買収に入るほか、将来の関連用地として隣接地約4・4ヘクタールの買収も計画している。

跡地道路など 滋賀県が半額負担

 滋賀県と栗東市は5日までに、中止になった同市の新幹線新駅に代わる地域振興計画「後継プラン」をめぐり、県による市への財政支援を定めた覚書を締結した。
 覚書では、新駅の予定地跡地に市が設ける道路や下水道の費用について、県が半額を負担すると規定。大手電池メーカー「ジーエス・ユアサコーポレーション」が進出予定の5・6ヘクタールの造成費用も県が支援するとした。
 また、県と市は企業立地や住民のまちづくりの支援についても一緒に取り組むとした。覚書の締結は1月29日付け。
【2010年2月5〜6日掲載】

GSユアサが工場用地買収申し入れ

 栗東市は12日、同市の新幹線新駅予定地跡地に電池メーカーのジーエス・ユアサコーポレーション(GSユアサ、京都市南区)が計画している新電池工場用地約5・6ヘクタールの買収を終えたことを受け、同社から同日、用地買い入れの申し入れがあったと発表した。同市は「候補地の中から最終買い受け先に決めてもらい、(誘致計画が)一歩前進した」(地域整備課)としている。
 同社幹部が同日、市役所を訪れ、申し入れ書を国松正一市長に手渡した。申し入れ書では、同社が昨年11月に計画を公表した際と同様に、10月1日着工のスケジュールで工場を建設するために必要な事項が整えられることを条件として、買い受けを申し入れている。
 同市は4月から市土地開発公社が用地造成に入り、10月に同社により計画が実現されるのを目指すとしている。国松市長は「申し入れをいただき、企業立地に向けさらに前進がはかれたことに感謝したい」と話した。
 GSユアサ広報室は「昨年11月の交渉開始から、一つステップを踏むことができた。今後、工場着工に向け売買契約の交渉を進めたい」としている。
【2010年2月13日掲載】