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(2)山口チーム

県人会 コース案内、控え送迎も
マイカーでコース案内をする数井さん=京都市右京区・五条通
 西大路通五条(京都市右京区)の交差点を曲がり車を止める。「ここが(1区の)2キロ地点」と、京都山口県人会副会長の数井昇さん(66)=北区=が説明した。第一回大会からずっと故郷チームの「ドライバー」を務めている。
 チームが滞在する間、県人会は有志でマイカーを出し、足代わりになる。試走では1キロごとに目印を教え、レースでは付き添いの控え選手を中継所に運ぶ。数井さんは孫のような選手にそっと話しかける。「来年は走れるように頑張ろうな」
 指導陣とはすっかり顔なじみだ。かつてはレース後に一升びんを下げて旅館を訪ね、労をねぎらった。中学時代から十年連続出場した浜田真由美さん(41)が昨年、コーチとして戻ってきた。「小さくかわいらしい印象」は今も変わらない。浜田コーチは「覚えていただいていたのがすごくうれしかった」
 織物関係の職人を志し、山間の町から京都・西陣に出てきて半世紀。この季節だけは、お国言葉が車内に心地よく響く。「ほっこりしますねえ。田舎の親せきが出てきたような感覚になるんです」
【2009年1月6日掲載】