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| 写真左から:2区で3大会ぶりの区間最高記録更新を狙う小林祐梨子(兵庫)、初の全国女子駅伝出場となる絹川愛(東京=左)、北京五輪マラソン13位の中村友梨香(岡山) |
昨年の北京五輪を経て、2012年のロンドン五輪へ向けた最初の一歩となる今シーズン。これからの女子中長距離界を背負う実業団の逸材が、今年も都大路に集結する。8月に世界選手権ベルリン大会を控えた新春のレースで、大きく世界へ羽ばたこうとするランナーたちに注目が集まる。
世界選手権ベルリン大会のA標準記録を突破しているのは計4人。五千メートルで唯一、A標準(15分10秒00)を突破した小林祐梨子(豊田自動織機)は、兵庫からふるさと出場する。得意の2区起用が濃厚で、第24回大会で樹立した区間最高記録の更新に期待がかかる。
一万メートルのA標準(31分45秒00)は3人がクリア。注目は初出場の絹川愛(東京・ミズノ)だ。2007年の世界選手権大阪大会では、仙台育英高(宮城)の3年生ながら一万メートル14位と健闘。感染症で日本選手権を棄権し北京五輪は逃したが、昨秋に自らの日本ジュニア記録を塗り替える31分23秒21をマーク。強豪ひしめく9区での走りが楽しみだ。
北京五輪マラソンで13位だった中村友梨香(岡山・天満屋)もエントリー。昨年は1区区間賞に輝き、2カ月後の名古屋国際女子マラソン優勝につなげて五輪切符をもぎ取った。今年も都大路で快走し、世界選手権へ弾みをつけたい。昨年6月にA標準を切っている宮内宏子(宮崎・OKI)も、宮崎の上位進出に力を尽くす。
三千メートル障害のA標準を突破した早狩実紀(京都光華AC)は、2大会ぶりに選手として出場。ランナーとして通算20度目となる節目の大会で京都の5連覇を目指す。
一万メートルと五千メートルの2種目でB標準を突破している杉原加代(デンソー)は島根1区を走る。一万メートルB標準を切っている堀江知佳(千葉・アルゼ)、木崎良子(京都・ダイハツ)、清家愛(愛媛・シスメックス)がそれぞれ「花の1区」にエントリー。白熱したスピード勝負が見られそう。
また世界選手権大阪大会マラソン代表の小崎まり(京都・ノーリツ)は4区起用が濃厚。日本実業団選手権一万メートル6位の馬目綾(福島・しまむら)、6日の宮崎女子ロードを制した須沢麻希(長野・京セラ)、東京国際女子マラソン2位の加納由理(兵庫・セカンドウィンドAC)はアンカーでぶつかる。絹川や中村らを含め、プライドをかけた大激戦が予想される。
世界選手権ベルリン大会の標準記録を突破した有力出場選手
▽5千メートル A小林祐梨子(豊田自動織機)15分5秒37
B杉原 加代(デンソー) 15分21秒12
▽1万メートル A絹川 愛(ミズノ) 31分23秒21
A中村友梨香(天満屋) 31分31秒95
A宮内 宏子(OKI) 31分42秒86
B加納 由理(セカンドウィンドAC)31分54秒24
B馬目 綾(しまむら) 31分59秒90
B杉原 加代(デンソー) 32分2秒15
B小崎 まり(ノーリツ) 32分3秒17
B須沢 麻希(京セラ) 32分4秒24
B清家 愛(シスメックス)32分4秒79
B木崎 良子(ダイハツ) 32分12秒14
B堀江 知佳(アルゼ) 32分17秒31
▽3千メートル障害 A早狩 実紀(京都光華AC)9分33秒93
(記録は昨年12月7日現在)
【2009年1月9日掲載】
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