京都新聞TOP > スポーツ > 09女子駅伝 > 女性監督5人が指揮
インデックス

女性監督5人が指揮

過去最多
女性監督として健闘を誓い合う左から岡山・山口、京都・十倉、佐賀・下平監督ら(1月10日、京都市左京区・京都会館)
 11日に号砲を迎える第27回全国女子駅伝で、5人の女性監督が指揮を執る。京都の十倉みゆき監督(35)と佐賀の下平香織監督(44)に、新たにシドニー五輪のマラソン7位に入賞した岡山の山口衛里監督(35)や、富山の橘一代監督(49)、沖縄の大城昭子監督(45)が加わった。
 女性監督が初めて登場したのは第6回大会(1988年)。その後、増減を繰り返してきたが、昨年は2人だけ。5人もの女性監督がそろうのは久しぶりだ。
 2006年の第24回大会で佐賀の下平監督が就任した際、コーチ2人も女性が務め、初めて全スタッフが女性になった。京都も翌年から続き、女性の監督、コーチは確実に増えつつある。
 岡山の山口監督は「同じ女性だから分かる部分もあり、身近に接することもできる」と手応えを語る。五輪出場者としては初の女性監督で、貴重な経験を選手に伝える役割も期待されている。
 5連覇に挑む京都の十倉監督は、就任後2度の大会でともに優勝。「選手の部屋にも気軽に入れる。一緒にいる時間が増えるので、体調や心境の変化がすぐ分かる」とメリットを挙げる。
 下平監督も「女性監督が増えていくのはうれしい。女性の方が厳しく接することができ、選手にも甘えがなくなってきた」と効果を口にする。
 今回から指揮を執る大城監督は「スタッフに女性がいることで男性も助かるのでは。チームにも両親みたいな役割が必要」、橘監督は「他の女性指導者の刺激になるよう頑張りたい」と語る。
 他にも「次回から女性監督を起用したい」というチームがあり、今後も女性指導者は着実に増えていきそうだ。
【2009年1月11日掲載】