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里帰り60人超 |
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恩返しが自分の仕事 |
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| 「がんばれ」。色とりどりの県人会ののぼりや横断幕が並ぶスタンドから、「ふるさと選手」へ大きな声援が送られた(京都市右京区・西京極陸上競技場) |
全国女子駅伝の特長のひとつは、実業団などの選手が出身地から出場できる「ふるさと制度」。今回は、このふるさと選手が十年ぶりに六十人を超えた。各選手は経験豊かな先輩としてチームの軸になり、県人会員らの熱い声援を受けて力走した。
ふるさと出場は、以前は四度までという回数制限があったが、前回から撤廃された。これに伴い、二十五回大会の五十人から前回は五十四人、今回は六十三人と増える傾向にある。
長崎から四度目のふるさと出場した藤永佳子選手(27)=資生堂=は「若い力が飛躍できるよう、恩返しするのが自分の仕事」。アンカーの藤永選手にたすきを託した8区の菅瑞希選手(15)=有明中=は「緊張していたらいつも、『大丈夫』と声をかけてくれて、安心できた」と話す。
福島の主将を務めた馬目綾選手(26)=しまむら=は「自分も初心に戻れる貴重な大会」と、1区を6位で力走した。
沿道で声援を送るファンには、「ふるさと選手」に強い親近感を持つ人も多い。平野神社前の第一中継所近くにいた京都三重県人会の田尻延子さん(68)は「野口みずき選手が出ないのは残念だけど、やはり故郷の選手を応援してしまう」とレースを見守った。
西京極陸上競技場のスタンドに陣取った京都宮崎県人会の井福正憲会長(67)は「(県出身の選手が)よその実業団で頑張る姿も感動するが、地元の後輩たちと一緒に走る姿には、感慨もひとしお」と、横断幕の前でエールを送った。
【2009年1月12日掲載】
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