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岡山・中村 VS 京都・木崎

花の1区 意地激突
1区終盤でデッドヒートを繰り広げる岡山・中村と京都・木崎=左=(第1中継所手前)
 「花の1区」、残り約500メートル。北京五輪女子マラソン代表の岡山・中村友梨香(天満屋)と伸び盛りの京都・木崎良子(ダイハツ)が抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げた。ほぼ同時に第1中継所へ飛び込み、タイムはともに19分14秒。中村が区間賞に輝いたが、同世代ランナーの意地と意地が激しくぶつかり合った。
 スタートから互いに先頭集団を引っ張った。中村は「集団をばらけさせるため」と積極的に前へ出る。急激な上りを迎える4・5キロ付近から木崎、埼玉・後藤奈津子(日大)との3人の勝負になり、残り約500メートルから木崎とのマッチレースに突入した。
 五輪後は一度マラソンから離れ、一万メートルなどでスピード強化に取り組んできた中村。「調子は良くなかったけど、とにかく体が動く限り必死で走った」。スピード変化をつけて振り切ろうとしたが、最後まで引き離すことはできなかった。「もっとスピードを強化しないと。五輪の経験を生かしてもっと成長したい」と悔しそうに話した。
 最後まで食い下がった木崎は笑みを浮かべて振り返る。「突き放したかったけど、中村さんは強かった。ラストスパートの練習をしてきたので粘れました」
 タイムに差はなかったが2位となり、ゴールした瞬間「負けちゃった」と思った。「結果は悔しいけれど、気持ちを切り替えたい」と五輪マラソン選手との競り合いが大きな自信になった。「今後、こういう人たちとレースする機会が増えると思うので、これからも競えるように頑張りたい」とさわやかな笑顔を浮かべた。
【2009年1月12日掲載】