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総評

最下位タイム向上、レベル底上げ
 激しい優勝争いの中で京都の選手層の厚さが際立った。過去最高順位などの躍進や序盤の出遅れを大幅に挽回(ばんかい)したチームが多かった。最下位のタイムが2時間27分47秒と前回を1分10秒も上回るハイレベルな大会となった。
 京都は、社会人2人が伸びを欠いたものの、大学生以下が役割を果たした。8区区間新で逆転優勝の原動力となった久馬萌ら、各世代の全国大会でトップレベルの実績を残す経験が生きた。
 過去最高タイムで2位の岡山も大健闘。五輪経験を持つ初の女性監督となった山口新監督の下、県ぐるみで強化に取り組む成果は顕著だ。3位兵庫の2区・小林の区間新、29人抜きは圧巻。20歳の小林や9区区間賞の千葉・新谷ら20歳前後のヒロインが多く活躍した。
 長野は県勢最高順位の8位で初入賞。山口は2区で一時2位に上がり、5年ぶりの10位台となる13位。新潟は過去20年で最高となる18位に躍進し、福井は最高順位の20位。県ぐるみの強化が実り、ふるさと選手と中高生の力がかみ合った。
 最長9区に大学生が11人(前回6人)出場し、大学生のレベルアップが示された。またクラブチームや個人で活動する選手の活躍も目立った。
 前回初めて第1回大会の優勝タイムを全チームがクリアしたが、今年も上回った。下位でも最後まであきらめない、ひたむきなリレーが光った。
【2009年1月12日掲載】