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湖国勢 6区板鼻

悔しさバネに飛躍 板鼻
順位を上げた6区の板鼻さん(中央)
 十一日に京都市内で開催された全国都道府県対抗女子駅伝で、滋賀県チームは二時間二十二分二十三秒と、三年前の県記録二時間二十三分九秒を更新、チーム順位も過去十三年で最高の二十七位を記録した。それぞれの目標と古里の期待を胸に出場した選手たち。昨年の記録を上回って喜んだり、悔し涙を流したり、初出場に胸躍らせたり、さまざまな表情を見せて都大路でたすきをつないだ。

■板鼻選手 厳しい練習実る
 近年では最高の結果を残した。藤田武志監督(38)は「トータルとしてはよかったと思う。なんとか持ちこたえて五区から八区の間で順位を上げ、最終区で一気に上がった。アンカーと高校生に力があった」と評価した。
 高校生の一人、水口東高二年板鼻ゆきさん(17)は、二年連続で六区を任され、区間三十位と昨年から大きく順位を上げた。それでも「調子は良かったが、結果には満足できない。先輩たちのように、もっと速く走りたい」と振り返った。
 初出場だった昨年の大会。ひざを痛めたこともあり、四十七人中四十六位だった。次々と抜かれ、涙が止まらなかった。
 この悔しさを結果に変えてきた。昨秋の県高校総体で陸上千五百メートルと三千メートルでともに一位。県高校駅伝で区間新記録を打ち立てた。「女子駅伝は一年間の目標。お世話になった先生方に恩返しができる場」。厳しい練習に耐えてきた。
 自信をつけた今回は高い目標を設定した。滋賀の六区記録に十三秒及ばなかったが、チームに貢献できたと思っている。「全国の選手と渡り合えるようにレベルアップしてきたい」。視線はすでに来年に向いていた。
【2009年1月12日掲載】