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今季最多、3失点連敗

 サッカーJ2第20節は6月25日、西京極陸上競技場などで11試合を行い、京都サンガFCは1-3で金沢に敗れた。天皇杯を含めて公式戦3連敗。勝ち点25で15位に後退した。

 前半22分、GKのロングキックを起点に宮崎に先制点を許すと、34分には自陣左サイドを崩されて中美に追加点を奪われた。44分には佐藤に頭で3点目を決められた。後半7分に石櫃の右クロスからイ・ヨンジェが今季初得点を挙げたが、続かなかった。

 福岡が愛媛を1-0で下し、勝ち点を40に伸ばして首位を守った。湘南は横浜FCに1-0で勝ち、3連勝で同40として得失点差で2位。

ゴール前、寄せ甘く

サンガ-金沢 後半29分、ゴール前のボールに飛び込むイ・ヨンジェ(西京極)
サンガ-金沢 後半29分、ゴール前のボールに飛び込むイ・ヨンジェ(西京極)

 強く降っていた雨は試合中にやんだが、J1昇格に向けた暗雲は濃くなるばかりだ。サンガは今季最多の3失点。中3日が続いたリーグ戦と天皇杯で3連敗を喫した。主将の菅野は「悪い流れできて、精神的な疲れがあったかもしれない」と苦しげな表情を見せた。

 下位の金沢に効果的な縦パスを何度も通され、失点を重ねた。前半22分、相手GKのロングキックから簡単にゴール前に攻め込まれ先制点を献上した。2、3点目はサイドを破られた。高橋は「1点目で崩れたくなかったが、難しい状況にしてしまった」と悔やんだ。ゴール前での寄せの甘さが目立ち、金沢の柳下監督からは「スペースもあったし、サイドを攻めてもあまりついてこなかった」と指摘されるほどだった。

 コンディション不良の闘莉王はベンチに入ったが出場せず。闘莉王が欠場した試合は、天皇杯を含め1分け6敗。エスクデロとハ・ソンミンを久々にスタートから使い、負傷の下畠に代わりセンターバックでルーキー麻田を初先発させても、事態は好転しなかった。「負けられない気持ちはあるが、いい方向に出ていない」と吉野は焦りをのぞかせる。

 後半は人数をかけて前がかりに攻め、9本のシュートを浴びせて1点を返した。途中出場で待望の今季初ゴールを挙げたイ・ヨンジェは「試合の中でチームの力になりたかった」と語る。次節で今季の試合が半分終わる。自動昇格圏の2位との勝ち点差は15と大きく開いたが、挽回への気持ちが見えたのは、せめてもの救いだ。

あきらめず戦う

 京都サンガ・布部監督の話
 雨の中、サポーターに応援に来てもらったのに大変申し訳ない。前半、流れは悪くなかったが、カウンターを仕掛けられ、寄せが甘く、失点した。チーム全体が落ち込み、ミスでさらに失点した。ここで終わるチームではない、もう一度やり直そうと話して後半に臨んだが、追いつけなかった。シーズンは続く。チームが一つになってあきらめずに戦いたい。

集中し踏ん張れた

 金沢・柳下監督の話
 チャンスは多くなかったが、きっちりゴールを決めることができた。後半は相手が力を出してきて失点したが、その後は集中して踏ん張れた。

【2017年06月26日掲載】