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立命館宇治・好右腕攻略に燃える

広陵対策で速球打ち込み
 広陵の好投手・有原の攻略に向け打撃練習に打ち込む立命館宇治ナイン(立命館宇治高三室戸グラウンド)

 選抜高校野球大会に出場する立命館宇治は、初戦で顔を合わせる広陵(広島)の好右腕・有原の攻略に打撃陣が燃えている。最速145キロの速球と切れ味鋭いスライダーを想定し、連日、打撃マシンを打ち込む。各打者とも少しずつ目が慣れ、鋭い打球を飛ばしている。

 186センチ、90キロの有原は昨秋の公式戦で6試合(30回)に登板し、防御率0・60。29奪三振、四死球5と抜群の安定感を誇る。

 対戦が決まった当初は、フリー打撃のマシンの球速を150キロと145キロに設定した。卯瀧監督は「振り切っては速い球を打てない。上からおさえるだけでいい」と指示。最初は各打者とも振り遅れが目立ったが、バットを最短距離で出すよう心がけスイングを重ねた。主砲の古川は「速く感じなくなった」と話す。

 18日からは速球とスライダーを投げ分ける新型のマシンを駆使し、1球ずつ交互に打つ練習を始めた。緩急の差に対応できる準備を続け、小嵜主将は「スライダーの場合はワンテンポ遅らせて踏み込まなければ」と注意点を挙げる。

 有原以外の2投手もレベルは高く、右上手の似たタイプだと分析している。右腕攻略の鍵は5人が並ぶ左打者が握りそうだ。キーマンとなる田口は「チームに貢献する打撃を心がける」とつなぐ意識を強調した。

【2010年3月19日掲載】