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箕島と星稜が甲子園で再戦

激闘OBが聖地で記念試合
 甲子園球場のグラウンドに足を踏み入れ、涙ぐむ箕島元監督の尾藤公さん=23日、兵庫県西宮市

 1979年の第61回全国高校野球選手権大会で、高校野球史上最高の試合ともいわれる延長十八回の激闘を演じた箕島(和歌山)と星稜(石川)の当時のナインらによる記念試合が23日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開催された。

 94年に和歌山市で、2004年に金沢市で再戦した両チームだが、「聖地」での対戦は初めて。「最後は甲子園で」という両校OBの願いが実現した。がんと闘病中の箕島元監督、尾藤公さん(67)も車いすで登場。久しぶりに箕島のユニホームに身を包んでベンチに座り「言葉がない。本当にうれしかった」と涙を何度も流した。

 過去2度の親善試合はいずれも星稜が勝っており、この日も50歳近い選手たちの打ち合いの末、17―13で星稜が勝利。当時星稜の指揮を執った山下智茂現総監督(65)は「あの試合は人生の宝」と語り、箕島のエースとして延長十八回を投げ切り、現在関西独立リーグ紀州監督の木村竹志氏(当時石井毅)=(49)=は「楽しかった。甲子園の素晴らしさをあらためて今の子どもたちに伝えたい」と笑顔で話した。(共同通信)

【2010年9月23日掲載】