京都新聞TOP > スポーツニュース > 開催、厳粛受け止め
インデックス

開催、厳粛受け止め

京都成章リポート
松井監督(中央)から選抜高校野球大会の開催決定を聞く京都成章ナイン(京都市西京区・同高体育館)

 東日本大震災を受けて、第83回選抜高校野球大会の開催可否を判断する臨時運営委員会が18日、大阪市内で行われ、予定通り23日から12日間にわたって兵庫県西宮市の甲子園球場で開催することを全会一致で決めた。ただし、東京電力福島第1原発の状況が深刻化することがあれば、今後中止する可能性もあるとした。

 練習終了後の午後6時ごろ、京都成章野球部の松井監督のもとに大会事務局から「大会開催」の連絡が入った。松井監督はナインを集め、「被災した人たちに勇気を与える大会。最高の準備をしよう」と静かに語り掛けた。

 選手たちも被災地をおもんぱかり、開催の知らせを厳粛に受け止めた。柏木主将は「被災した人たちのことを考えると、恥ずかしいプレーはできない。しっかりとした試合をする」と気を引き締めた。エース西野は「開催が決まるまで不安だったが、ほっとしている。高校生らしいはつらつとしたプレーを見せたい」と力を込めた。

 この日は午後に約4時間、同高グラウンドで練習した。ノックやバント、実戦形式の守備練習などに時間を割いた。開催の可否が決まる前の練習だったが、選手たちは普段通りに大きな声を張り上げ、緊張感を持って取り組んだ。

 守備練習では、遊撃手の柳尾拓や一塁手での起用が予想される田北、打線でもキーマンとなる三塁手の宮本らが俊敏な動きを見せていた。

【2011年3月19日掲載】