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成章ナイン“夢の舞台”駆け回る

センバツ・甲子園練習始まる
マウンドの感触を確かめる京都成章の投手陣(甲子園球場)

 京都成章は午前10時から30分間、甲子園練習を行った。前日に開催が正式に決まったばかり。ナインは被災地のことを思いながら、はつらつと夢の舞台を駆け回った。

 25分間を守備練習に割いた。「球場の広さや雰囲気に慣れてほしかった」と松井監督。内野手は走者を置いてのシートノックや犠打処理を重点的に行った。一塁手の田北は「実戦向けの練習をしっかりできた」と話す。

 外野手はフェンスのクッションボールのはね返り方を入念にチェック。中堅手の田村は「ゴロは球足が速い。外野の間を抜かれないようカバリングを徹底したい」と気持ちを引き締める。内外野の連係や中継プレーも繰り返し確認した。

 ラスト5分でレギュラーが打席に入り、投手陣はマウンドの感触を確かめるように投げた。エース西野は「緊張の中にも落ち着きのある不思議な感覚でできた。本塁までがすごく近く、見やすい」と充実感を漂わせた。

 今回は、被災地の心情をおもんぱかる特別な大会となる。竹内は「大変な思いをされている東北の方のためにも、自分たちはつらつとしたプレーを見せたい。そこに勝ち負け以上の意味がある」と全力プレーを誓った。

【2011年3月19日掲載】