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東北ナインに声援と拍手

センバツ開幕
被災地の東北・関東勢が揃った開会式で、内野に向かって前進する京都成章(23日午前9時17分、甲子園球場)=撮影・水澤圭介

 東日本大震災で開催が危ぶまれた選抜高校野球は、予定通り23日に始まった。簡素化された開会式に例年のような華やかさはなかったが、東北高(宮城)をはじめ被災地からの出場校は、観客の温かい声援に迎えられた。13年ぶりに甲子園の土を踏んだ京都成章高ナインは「被災した人に元気を与えるプレーを」と、特別な思いを胸に夢の舞台に立った。

 ■京都成章、「特別な大会」に気合

 京都成章高は柏木翔多主将を先頭に、力強く腕を振って歩いた。開会式が簡素化されて例年よりも短い距離だったが、兒玉雄大内野手は「感じたことのない拍手と声援の大きさ。とにかく一生懸命に声を出して歩いた」と、力強く甲子園の土を踏みしめた。

 開会式は被災地を思いやるムードに包まれた。柳尾拓哉遊撃手は「特別な大会なんだな、と感じた。被災している人たちを勇気づけるプレーをしたい」と表情を引き締めた。

 25日の静清高(静岡)との初戦に向けて、岡田拓也内野手は「先発出場できなくても、ベンチでチームを盛り上げたい」と力を込めた。

【2011年3月23日掲載】