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3強軸に激戦

高校野球京都大会、9日開幕
今春、急成長した京都外大西の左腕・瀬口(写真左)。走攻守で高いレベルを誇る福知山成美の桑原主将(写真右)

 第93回全国高校野球京都大会が9日に開幕する。春季府大会準優勝の福知山成美、2連覇を狙う京都外大西、2年ぶりの甲子園出場を目指す龍谷大平安の戦力が充実しており、この3校を軸に優勝争いが展開されそうだ。春季府大会を制した立命館宇治や今春の選抜大会に出場した京都成章、昨秋の府大会で優勝した塔南が追う。残るシード校やノーシード勢の追い上げにも期待したい。

 2年ぶりに夏の京都大会に参加する福知山成美の総合力は高い。エース左腕の津田は安定感抜群で、控えの後藤や山田も成長。打線は3番桑原主将を中心に上位から下位まで振りが鋭い。

 京都外大西も選手層が厚く、打線は3番前田、4番金瀬戸を軸にどこからでも得点できる。エース佐藤主将に加え、2年生左腕の瀬口が成長し、投手陣も充実。守備も堅く、穴はない。

 龍谷大平安は、4番高橋ら中軸打者の長打力が魅力。投手は大型右腕の田村が軸。レギュラーに2年生が5人おり、試合運びに課題は残るが、勢いに乗れば一気に頂点まで駆け上がりそうだ。

 立命館宇治は、安定感が持ち味のエース左腕福本の奮闘に期待したい。打線も春の府大会や近畿大会で見せた集中打で援護したい。京都成章は、選抜大会で打ち込まれたエース右腕の西野がどれだけ復調しているかが鍵を握りそうだ。

 塔南は、勝負強い4番駒月の前に走者をためたい。エース粟津に続く投手の成長も不可欠だ。強力打線が看板の西城陽は、投手陣の踏ん張りに期待がかかる。大谷は、春に2年生右腕の青木が成長し、投手陣の層を押し上げた。

 ノーシードにも有力校は多い。立命館はエース右腕の青地を中心に投手層が厚く、1回戦の京都成章戦は初戦屈指の好カードだ。東山も経験豊富なエース並川が復調し、楽しみな存在。京都学園も投打にレベルが高い。昨夏準優勝の京都翔英は今年も1、2年生主体のチームで快進撃の再現を狙う。花園や京都両洋、南京都、同志社、京都国際、洛星、日星、京都共栄も地力は高い。

 公立では府立工や北嵯峨、北稜、鳥羽が投打にレベルが高く、シード校に迫る実力を持つ。春季府大会で京都成章と接戦を繰り広げた西舞鶴の戦いぶりも楽しみだ。山城は技巧派右腕の桂、桃山は本格派右腕の徳田の活躍に注目したい。洛北は強力打線が持ち味。総合力が高い乙訓や堀川、京都すばるのほか、西乙訓、綾部、莵道、峰山、宮津、紫野、久御山、洛西、桂も上位校を脅かせる実力を秘めている。

【2011年7月7日掲載】