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八幡商、8強逃す

全国高校野球
八幡商−作新学院 4回裏八幡商1死二塁、白石の右前適時打で二走高森が生還し追い付く(兵庫県西宮市・甲子園球場)

 第93回全国高校野球選手権大会第11日は16日、兵庫県西宮市の甲子園球場で3回戦を行った。第2試合で八幡商(滋賀)は作新学院(栃木)に3−6で敗れ、初のベスト8進出を逃した。

 三回に1点を先行された八幡商は、四回1死二塁から白石主将の右前適時打で同点に追い付いた。だが、六回2死二、三塁から先発吉中が右前に勝ち越し適時打を許し、七回以降も毎回失点した。最終回に遠藤が2試合連続となる左越えソロ本塁打を放ったが、反撃は及ばなかった。

■9回アーチも及ばず

 初の8強入りを狙った八幡商は、1962年春以来の対戦となった作新学院に終盤突き放されて涙をのんだ。

 八幡商は1、2回戦を投げ抜いた吉中が先発。「上下左右を突いて、打たせて取る」。そう誓った右腕は、序盤から毎回のように得点圏に走者を背負った。変化球を駆使してしのいだが、三回2死二塁から相手4番の左前適時打で先制点を与えた。中盤以降も鋭く振る打線につかまり、追加点を重ねられた。

 援護したい打線は相手右腕・大谷のコーナーを突く投球に徐々に対応。四回に白石が右前に適時打で同点に追いつき、勝ち越された後の七回には日紫喜の左翼線適時二塁打で1点を返した。持ち味の堅守も光った。六回に右翼手の竹井が本塁への好返球で二走を刺し、七回には吉中がスクイズを阻止した。

 2回戦で満塁弾の遠藤は「1点ずつこつこついきたい」と試合前に話した通り、最終回に左翼へアーチを架けた。八幡商は最後まで諦めない姿勢を貫き、甲子園にさわやかな風を届けた。

【2011年8月16日掲載】