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滋賀のベテラン石橋 存在感

bjリーグ残り2カ月
 途中出場し、気迫とスピードで一気に試合の流れを引き寄せた石橋選手(中央)=2月27日・守山市民体育館

 プロバスケットボールbjリーグも今季残り2カ月となり、滋賀レイクスターズ(レイクス)はプレーオフ進出圏内の西地区4位を維持している。後半戦では、均衡した試合の流れを変えるベンチスタートの控え選手の役割が大切だ。中でもアシスタントコーチを兼ねるチーム最年長、石橋晴行選手(36)の存在が、ここに来て輝きを増している。

 2月27日に守山市民体育館で行われた埼玉ブロンコス戦。石橋選手の出場は、第4クオーター冒頭の4分。この間に2アシストを上げ、気迫とスピードで一気に会場の空気を変えた。一時は逆転されていたが、藤原隆充主将の連続3点シュートなどで、結局9点差で勝利した。

 試合後、ロバート・ピアスヘッドコーチは「しっかり、試合に入り込める控え選手の見本だ。ベテランが試合全体の流れを変えてくれた」と絶賛した。翌28日も、投入された序盤から埼玉を突き放す役回りを演じた。

 チームメートから「兄貴」と慕われる石橋選手は「皆よりちょっと年上だけど、ベテランという意識はない。若々しくいたい」と謙そんする。だが、その若さを維持するため、全力で練習するストイックな姿勢は「後輩たちの手本になっている」(チーム関係者)。同じくベンチスタートが多く、攻守で気合を見せる堀川竜一選手、小島佑太選手らの活躍にもつながっている。

 プレーオフ進出に向け、スタミナ勝負が続く。「スタートの選手を休ませ、控えが得点しないと、上にいくのは厳しい」(石橋選手)という。藤原主将は、控え選手の役割をこう表現する。「悪い状況を断ち切る。良い流れを維持し、さらに流れをつかむ。スタートのメンバー以上に、メンタル面・技術面の強さが、ベンチメンバーには必要だ」。

【2010年3月10日掲載】