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京都は逆転勝ち、滋賀は5連勝逃す

bjリーグ

 プロバスケットボールのbjリーグは13日、5試合を行い、京都ハンナリーズは73−69で浜松・東三河(東地区1位)に逆転勝ちした。滋賀レイクスターズは73−84で富山に敗れ、5連勝を逃した。

 京都は50−62と大量リードを奪われた第4クオーターに奮起。粘り強い守備から相手ボールを何度も奪い反撃し、残り50秒でラリーミのシュートが決まり70−69と逆転。終了間際のピンチも全員守備で乗り切った。

■全員守備が流れ呼び込む

 第3クオーターを終え12点を追う苦しい展開。東地区首位の強豪にリードを許し、一時は敗色も濃厚となった。だが、京都に流れが来た。沢岻主将は「我慢を続ければ必ず一度は流れがくると信じていた」と言う。最終クオーターに選手全員が必死になってボールに食らいつき、劇的な逆転勝利をたぐりよせた。

 勝因は最大の課題だったディフェンス。1試合平均87得点というリーグ1位の攻撃力を擁する相手に、ラリーミらがゴール下で踏ん張り、エースのボスティックの速攻につなげた。ボスティックは「痛みは関係ない。大きな1勝だ」と笑顔で言う。

 1点リードし、残り13秒で迎えた相手ボールのスローイン。逆転を狙う相手に対し、京都はインマンとボスティックが激しく動いてボールを奪う値千金の「スティール」。インマンは「全員でヘルプし合えた」と会心のワンプレーを喜んだ。

 1119人の観衆も声をからして、選手の背中を押した。会場全体が一体となってつかんだ1勝の価値は大きい。ベンワーヘッドコーチは「選手が自ら考え、守備の大切さをプレーで表現した。第2戦につながる勝利だ」と声を弾ませた。

【2010年3月13日掲載】