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仙台から加入・日下

古里へ活躍誓う
東日本大震災の影響で活動休止した仙台から京都に加入した日下。ハーフタイムに練習に励む(滋賀県立体育館)

 プロバスケットボールbjリーグは26日、滋賀県立体育館ほかで6試合を行い、京都ハンナリーズは89−86で滋賀レイクスターズに競り勝って5連勝した。

 東日本大震災の影響で活動休止した仙台から京都へ加入した日下(くさか)が、滋賀戦で初めてファンの前に姿を見せた。出場こそなかったが、試合前の募金活動に参加し「被災地を見た僕にしか伝えられないことがある。プレーでも貢献し、古里への思いを届けたい」と新天地での活躍を誓った。

 仙台市出身のガードで仙台では主将も務めた28歳。新潟へ遠征に向かうバスの中で震災に遭った。その後、チームは一度も集合できずに活動休止。日下は古里で救援物資の配送を手伝い、練習はできなかったが、bjリーグの選手救済制度で24日に京都へ加わった。

 背番号は89。「仙台89ERSから取った。もう一度、仙台でプレーする願いを込めて」と思いを語る。試合中は仲間を鼓舞し続け、「自分にできることを精いっぱいしたい。京都で活躍すれば仙台のファンにも伝わるはず」と表情を引き締めた。

【2011年3月27日掲載】