京都新聞TOP > スポーツニュース > 小兵の練習生 夢のプロに
インデックス

小兵の練習生 夢のプロに

「滋賀レイクス」伊戸選手
スピードを生かした攻撃的なプレーが持ち味の伊戸選手(大津市、皇子が丘公園体育館)

 プロバスケットボール・bjリーグの滋賀レイクスターズで今季、長浜市出身のポイントガード(PG)伊戸重樹選手が、プロとしての一歩を踏み出した。170センチと小柄ながら、スピードを武器に練習生から契約を勝ち取った。10月の開幕に向け激しいポジション争いに挑んでいる。

 伊戸選手は長浜小のミニバスケットチームで競技を始め、県内や京都の中高、大学でプレーした。

 プロへの夢は、小学生時代から持っていた。ただ、学生時代を通じて全国大会の出場はなく、大学では1部リーグとの実力差に悩んだこともあった。それでも「バスケが好きで、やるならとことん上を目指す」という気持ちは折れなかった。

 大学の空き時間にはひたすらシュート練習。卒業後、レイクスのトライアウトに一度は落選したが、日本バスケットボールリーグ・栃木リンクスの下部組織などを経てレイクスの練習生に。1年間、プロのガード陣と競いながら力を付け、プロ契約をつかんだ。「多くの人に支えられて頑張れた」と喜ぶ一方、「やっとスタートライン」と気を締める。

 今季のチームは、選手が流動的に動く「シャッフルオフェンス」が特徴。「新しい動きが多く、まだ臨機応変には動けていない。ハーフコートで形を作るので、スピードも緩急を付けないと」と課題を意識しながら練習を重ねてきた。

 「新人なので攻撃的に行きたい。毎試合でも出場してチームに貢献し、加入した年に優勝できれば。小さい選手でもできるということを見せたい」と意気込んでいる。

【2011年9月12日掲載】