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ハンナリーズに2米国人選手が合流

バスケ・bjリーグ
3季目の京都に加わったオールレッド(右)とリッカート。オールレッドは難聴のハンディを全く感じさせない動きで練習を重ねている(横大路体育館)

 プロバスケットボールbjリーグの京都ハンナリーズに、新外国人選手2人が合流した。ともにNBA在籍経験を持つ期待の米国人選手だ。10月15日の開幕が近づき、激しい練習を積んでいる。

 センターのランス・オールレッド(30)とフォワードのリック・リッカート(28)。ユタ州出身のオールレッドは身長211センチ、体重122センチの大型センターで、2008年にNBAのキャバリアーズでプレーした。両耳に生まれつき難聴の障害を抱えながら、初めてNBA入りした選手でもあり、「私のような選手はおそらく今でもNBAにはいない」という。大学時代の02年には聴覚障害者によるデフバスケットの世界選手権で米国代表に選ばれている。

 聴力の75%を失っているというが、15歳まで専門の学校に通って習得した読唇術と小型補聴器を使い、会話に不自由はない。すでに日本人選手の名前を覚え、ニックネームで呼び合っている。「プレーには全く支障ない。さまざまな障害を抱える人の励みになりたいという思いが強い。京都でも多くの人に私の姿を見てほしい」と話す。

 ミネソタ州出身のリッカートも211センチの長身で、高いリバウンドが武器だ。03年にNBAのティンバーウルブスにドラフト2位指名され、スター選手のケビン・ガーネット(現セルティックス)とチームメートだった。「NBAで出場はなかったが、素晴らしい経験だった。日本でも全力を尽くしたい」と抱負を語る。

 浜口ヘッドコーチは「バスケットへの姿勢が素晴らしく、チームのために前向きに努力ができる選手」と、2人を高く評価する。チームは、さらに外国人選手2人を獲得し、日本人選手6人と合わせた10人で開幕を迎える予定。

【2011年9月14日掲載】