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スポーツ支援基金創設 滋賀レイクス

県内選手を助成
スポーツ基金を創設する滋賀レイクスターズ。チケット収入の一部などが原資になる(5月1日、滋賀県立体育館)

 プロバスケットボール・bjリーグの滋賀レイクスターズが、県内のスポーツ活動を支援する基金を創設する。チケット収入の一部などを原資に、県内の団体や個人、大会などを助成していく。プロチームの活動としては全国的にも珍しく、10月から募集を始める。

 基金は「レイクス・スポーツファンド」と名付けた。トップアスリートを目指す選手をはじめ、指導者や審判、地域活性化をはかるイベントなど、スポーツに関する幅広い活動を対象とする。

 10月に開幕する今季のホーム試合のチケット収入やファンクラブ会費の一部などから、年間300万円ほどを積み立てる予定。助成は1件20万円を限度に、10〜20の団体・個人に行っていくという。応募資格は、県内在住か活動している個人・団体で、プロ選手は除く。外部の有識者などで選考委員会を組織し、助成対象を決定する。

 レイクスは昨季、パートナー企業数が286社を数え、リーグでもトップクラスだった。湖国唯一のプロチームとして県民が寄せる期待は大きく、今回の基金は、そうしたブランド力を生かした地域振興の新たな試みとなる。

 坂井信介代表は「これまで頂いた支援をさらに広げて、多くのスポーツにお返ししたい。競技力向上と地域スポーツ発展の両方に役立てれば」とファンド創設の狙いを話す。

 立命館大スポーツ健康科学部の種子田穣教授(スポーツビジネス論)は「競技団体などによる助成は多いが、単独のプロチームが行うのは珍しい。頂点にあるプロがイニシアチブを取ることに意義がある」と話している。

【2011年9月18日掲載】