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初優勝に指笛響き「おめでとう」

歓喜に揺れた興南高
 選抜高校野球決勝戦を観戦し、初優勝に大喜びする興南高の生徒や住民ら=3日午後、那覇市

 初優勝の瞬間、約600人が詰め掛けた体育館は歓喜に揺れた―。興南高(那覇市)では3日、選抜高校野球決勝戦を体育館内の大型モニターで見守った生徒や地域住民らが跳びはねながら勝利を喜び、太鼓や甲高い指笛を響かせて「おめでとう」と選手を祝福した。

 集まった生徒は、赤い文字で大きく「チバリヨー(頑張れ)」と書いた編みがさをかぶったり、「興南勝利」とのパネルを持ったりして応援。息詰まるような苦しい場面もあったが、延長十二回に5点を奪うと興奮は一気に爆発した。

 那覇市の主婦氏家美香さん(44)は「沖縄の基地問題をめぐるニュースが多い中で、明るい話題。延長になってもクールな島袋洋奨投手の投球はすごかったとしか言いようがない」と満面の笑み。

 玉城克也教頭(52)は「試合のたびに自信が顔に出て、笑顔が素晴らしかった」と選手をねぎらい、卒業生の大城しのぶさん(37)は「在学中は弱い野球部だった」と振り返った上で「初優勝の号外新聞は家宝にしたい」と涙を流した。(共同通信)

【2010年4月3日掲載】