京都新聞TOP > スポーツニュース > 塔南が初優勝、市立校 55年ぶり快挙
インデックス

塔南が初優勝、市立校 55年ぶり快挙

秋季高校野球大会
秋季京都府高校野球大会で、京都市立校として55年ぶりに優勝した塔南の選手たち(11日、京都市右京区・わかさスタジアム京都)

 秋季京都府高校野球大会で11日、京都市立の塔南高(南区)が創部48年目で初優勝した。市立校では1955年の堀川高以来、55年ぶりの快挙で、選手や応援団は喜びに沸いた。

 塔南高は決勝で、今夏の甲子園に出場した京都外大西を5対3で破った。笠舞一騎主将は「龍谷大平安など強豪の私学に勝って優勝できた。公立校に勇気を与えられるはず」と栄冠に胸を張った。スタンドには保護者や生徒、OBが詰めかけ、一緒に初優勝を喜んだ。前チームのエースで3年の森脇亮介君は「後輩はすごい。うらやましい」とたたえた。

 塔南高では12日朝、後期始業式があり、仁科周博校長が優勝を報告し「学校に新たな希望をくれた」と声を弾ませた。高桑三男市教育長も「選手の努力と粘り強さに感動した」とコメントした。

 塔南高は選抜大会出場の選考資料となる近畿大会に出場する。京都成章高を率いて98年夏の甲子園で準優勝している奥本保昭監督(50)は「公立校らしいきびきびとしたプレーを見せたい」と健闘を誓う。

【2010年10月12日掲載】