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秋田の大館鳳鳴に大きな声援

姉妹校らも「東北を応援」
スタンドでともに応援する秋田・大館鳳鳴高(左)と兵庫・篠山鳳鳴高の野球部員ら=24日午前、甲子園球場

 第83回選抜高校野球大会で、東日本大震災の被害を受けた東北の3校の中で大館鳳鳴高(秋田)が先陣を切った。試合は近畿の強豪、天理高(奈良)から点を挙げられずに完敗。震災の影響で応援の規模も約10分の1に減ったが、兵庫の姉妹校や全国にいるOBが応援に駆け付け、その勇姿に大きな声援を送った。

 スタンドの一角を埋めたチームの選手の後ろには、同じく胸に「HOMEI」と緑色で書かれた友好提携校の兵庫・篠山鳳鳴高の野球部員のほか、教員、生徒合わせて約130人が陣取った。バス3台、約100人しか来られなかった大館鳳鳴の応援団と一緒に声をからした。篠山鳳鳴高の片山則昭校長は「みんなの力で東北全体を応援したかった」。被災地に少しでも貢献するため、全員電車で会場まで来るなどした。

 試合後、一塁側にあいさつに行ったナインはひときわ大きな声援に迎えられた。予想以上の人数に斉藤広樹監督(34)は「応援団は天理さんに負けてなかった」とこの時ばかりは笑顔を見せた。(共同通信)

【2011年3月24日掲載】