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選抜出場の東北高が帰途に

「もう1試合したかった」
仙台市への帰途に就く東北高の選手ら=29日午前、大阪市東淀川区

 東日本大震災の被災地から選抜高校野球大会に出場し、初戦で敗れた東北高(宮城)の選手らが29日朝、帰途に就いた。仙台空港が使えないため、大阪空港から福島空港に移動し、バスで仙台市を目指す。

 主将の上村健人君(17)は宿泊先の大阪市内のホテルで取材に応じ「もう1試合見せたかったが、この状況で1試合でもやることができてうれしかった」と振り返り「被災地の人に『元気をもらった』と言ってもらえたらうれしい」と表情を緩めた。

 五十嵐征彦監督(35)は「微力だと思うが、今まで(地元に)支えてもらった分をお返しし、地域の方々と一歩ずつ前に進んでいきたい」と語った。

 東北高は19日夜に大阪入りし、兵庫県西宮市内などで練習を重ねたが、28日の試合で大垣日大高(岐阜)に敗れた。(共同通信)

【2011年3月29日掲載】