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岩手で春の高校野球大会開会式

復興誓い元気にプレー
春の高校野球岩手県大会の開会式で黙とうする各校の選手たち=18日午後、盛岡市の県営野球場

 震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島3県で唯一の開催となる春の高校野球岩手県大会の開会式が18日、盛岡市の県営野球場であった。被災地の久慈市にある久慈東高の堀米潤平主将(18)が「岩手の復興のために、勇気と希望、元気を与えるはつらつとしたプレーをすることを誓います」と選手宣誓した。

 地区予選を勝ち抜いた28校が入場行進し、震災の犠牲者へ黙とう。堀米主将は宣誓の中で「大好きな野球ができることに感謝の気持ちを絶対に忘れません」と述べた。

 久慈東高の部員の中には家を流された生徒もいる。4月には部員みんなでがれきを撤去するボランティア活動をした。

 釜石市にあり、部員の約3分の1は家を流されるなどの被害を受けた釜石高校も出場。鈴木祐平主将(17)は「沿岸の人に頑張っている姿を見てもらいたい」と話した。

 試合は19日から5日間。宮城、福島は春の大会を中止。東北大会も開催しないことになったため、出場権を争う3位決定戦は行わない。(共同通信)

【2011年5月18日掲載】