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津波被害の宮城農高、3回戦敗退

仲間と震災乗り越えて
宮城大会の3回戦で敗退し整列する宮城農ナイン=16日、仙台市宮城野区

 東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた宮城農高が16日、全国高校野球選手権大会宮城大会の3回戦で、東北高に0―10の六回コールドゲームで敗れた。責任を一身に背負うエースの肩を抱き、佐藤翼主将(17)はねぎらいの言葉をかけた。「最後までおまえと野球ができてよかった」。震災を一緒に乗り越えた仲間だからこそ、その思いは強い。

 使える道具をかき集め、4月中旬に練習を再開。学校のグラウンドは使用できず、地元シニアの練習場などを借り受けた。赤井沢徹監督(31)は「人と人とのつながりがあって野球ができると感じたはず。その経験が卒業後、この子たちのためになる」と話した。(共同通信)

【2011年7月16日掲載】