京都新聞TOP > スポーツニュース > 大応援団歓喜の校歌
インデックス

大応援団歓喜の校歌

八幡商夏20年ぶり初戦突破
勝利が決まった瞬間、歓喜に沸く八幡商スタンド(兵庫県西宮市・甲子園球場)

 第93回全国高校野球選手権大会の初戦に挑んだ八幡商高は7日、夏の甲子園では20年ぶりとなる勝利を果たした。この日駆けつけた3500人を超える大応援団は歓喜に沸き、夏の夜空に八幡商校歌の大合唱を響かせた。

 八幡商は3回、1点を先制し、なおも一死満塁の好機を迎える。大歓声に包まれる中、打席に入った主将白石智英君の打球はレフトポール際にぐんぐん伸びた。「入ったやろ。入ったやろ」というスタンドからの声に後押しされるように、ボールがスタンドに弾んで満塁ホームランに。観客席では応援スティックが揺れ、選手や保護者が抱き合って喜びを爆発させた。母の君江さん(54)=野洲市=は「ホームランですよね」と何度も確認しながら笑顔を見せた。

 その後も追加点を奪うなど堂々とした戦いぶりに、5年前に主将として夏の甲子園に出場したOBの富原章斗さん(22)=近江八幡市=は「自分たちができないことをやってくれている。最高です」と感無量の様子。野球部OB会の柴田雄会長(70)は=同=「スタンドの方が舞い上がってるように見えるほど選手たちは落ち着いていた」と選手をたたえた。

 この日の勝利は、夏の大会としては1991年の第73回大会で一回戦を突破して以来の白星。勝利の瞬間、応援団は総立ちになり、肩を組んで校歌を歌い上げた。

【2011年8月7日掲載】