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「したいことはやればできる」 変身と踊り、若く見える

カントリーダンスに熱中する 小財恵美子さん(56)=山科区
手を腰に当て、若々しいステップを披露する小財さん(京都市伏見区・カフェ・ド・ゴスペル)

 三年前の六月、五十歳以上限定の音楽ライブでカントリーダンスチーム「アンバーウェーブス」の華々しい演技が目に入った。星条旗をかたどったミニスカートにブーツ、カウボーイハットをまとった年配の女性たち。「一緒に踊らせてもらってすごく楽しかった」と、チーム入りを決めた。

 ダンスには親しみがあった。若いころ、四条河原町にあった「ゴーゴー喫茶」に行き、ツイストを踊った。ミニスカートが流行し、よくはいていた。そんな時代に青春を過ごしたから、抵抗はなかった。むしろ、「今では恥ずかしくてミニスカート姿で街は歩けないけど、こういう時ならはける」と楽しんでいる。

 生まれは京都御苑の近く。旧富有小、柳池中で学び、巣立ったが、統廃合により「母校がなくなってしまいました」。二十二歳で結婚。三人の子育てをしながら長時間のパートをこなした。「東洋の魔女」が世界を制したころに始めたバレーボールは、ママさんでも長く続け、今はソフトバレーで汗を流す。

 家でじっとしていられない性分だという。夫も二十年以上、少年野球の指導に当たっており、お互いが趣味を満喫している。「ダンスは主人が一番応援してくれます。うーん、『すごく若く見える』と言われますねえ」と照れる。これからも月に二回の変身と踊りを続けていく。

【2007年5月18日掲載】