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フキ農園オーナー 定員4倍近くの人気

綾部「水源の里連絡協」 予想上回る
高齢化で管理が行き届かなくなった市志のフキ畑
 過疎高齢化で存続の危機にある綾部市東部の五つの限界集落の住民でつくる「水源の里連絡協議会」が、同市五泉(いいずみ)町市志(いちし)に開設するフキ農園のオーナーを募ったところ、都会の人を中心に定員の4倍近い応募があった。協議会事務局は「予想を上回る応募」と驚いている。  フキ農園は農地保全や地域外の住民との交流を狙う初の試み。オーナーは住民の指導で、管理の行き届かなくなったフキ畑を草取りなどで守り、特産のフキを収穫する。
 定員10組に対し、京都、亀岡、大津、栗東各市など、府北部以外の住民を中心に39組が応募。そのため予定より早く募集を締め切り、3月の現地説明会でオーナーを抽選で決めることにした。市志の阪田勇さん(77)は「地域の魅力をフキ作りで知ってもらい、集落への定住につながれば」と期待する。
 市志は綾部市が自然豊かな「水源の里」として活性化を目指す条例を施行し、再生を図る集落。全員65歳以上の10世帯14人が暮らす。

【2008年2月21日掲載】