京都新聞TOP > 政治・社会アーカイブ > 過疎に生きる「水源の里シンポ」
インデックス

伝説生かし地域活性化

綾部「七不思議の里・志賀郷振興協」設立総会 イベントや特産品開発へ
松下会長(左)のあいさつを聞く住民ら(綾部市志賀郷町)

 過疎高齢化が進む綾部市志賀郷地区の活性化を目指す「七不思議伝説の里・志賀郷地域振興協議会」の設立総会が八日夜、同市志賀郷町の志賀郷公民館で開かれた。協議会は地域の伝説を生かしたイベントや特産品開発などで振興に取り組む。

 志賀郷地区は市北西部に位置。農業が盛んだが限界集落もあるなど過疎高齢化が進む。

 協議会設立は農水省の「農山漁村(ふるさと)地域力発掘支援モデル事業」の一環。自治会連合会や公民館、老人クラブ、綾部市などで構成する。

 総会では、松下二三夫志賀郷地区自治会連合会長を会長に選び、五年間の振興計画を作ることを決めた。

 計画は、神社のタケノコやミョウガなどに不思議な現象が起こる伝説「志賀の七不思議」のPR▽伝説に関する作物やマツタケ、フキなどの特産品の開発▽伝説にちなむ都市との交流イベント−を柱に今年中に策定する予定。本年度の事業費は国の三百万円。松下会長は「大先輩や若者、移住者など多様な声を反映した計画を作る。志賀郷を一層、魅力的に元気にし、若者の定着やU・Iターンにつなげたい」と話した。

【2008年8月10日掲載】