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定住や都市と交流促進

京大と連携 地域活性化 舞鶴・松尾集落
協定書を交換する谷代表(右)と星野教授(舞鶴市北吸・舞鶴市役所)

 過疎高齢化が進む舞鶴市松尾集落と京都大農学研究科の星野敏教授(農村計画学)研究室は三日、連携して地域活性化を目指す「ふるさと共援組織」の協定書に調印した。

 同事業は府が本年度から始めた集落と大学による連携。京丹後市内の二集落に続き、三例目。松尾集落は東舞鶴の山間部に位置し、十六世帯、二十七人。高齢化率66%で小、中学生と高校生はいない。集落機能の維持が課題となっている。

 協定内容は定住や農村都市交流の促進、情報発信など五項目。三年計画で学生が調査を継続し、地域と協力して再生計画立案から実施まで試行する。本年度の活動費は約百万円で府と市が補助する。

 集落代表の谷義雄さん(66)は「なにより定住者を増やしたい。学生や研究者に、村人にはないアイデアと知恵を期待している」と話していた。

【2008年9月4日掲載】