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綾部「水源の里」の森に入り

児童と住民らトチの実収穫
地元住民と一緒にトチの実を拾う児童ら(綾部市睦寄町)

 綾部市の上林小の児童が9日、過疎高齢化が著しい「水源の里」の古屋地区(同市睦寄町)を訪れ、地区特産のトチもちの材料となるトチの実の収穫を地元住民と一緒に楽しんだ。

 古屋地区は5世帯7人が暮らし、うち6人が65歳以上という限界集落。市が昨年4月に活性化条例を施行し、特産品の育成などで集落再生を図っている。

 同小児童の訪問は、古里について学ぶ総合学習を利用しての試みで、1、2年生計13人が参加した。

 渡邉和重自治会長(56)の案内で児童らはトチノキを目指し、森に分け入った。清らかな水の流れや高さ30メートルを超えるトチの巨木に驚きつつ、上林川の水源に到着。児童たちは、地元の人とともに水源の周囲に落ちたトチの実を、夢中になって拾い集めた。

 同小2年の安井堅真君(7)は「実をいっぱい拾えて、楽しかった」と話した。実はトチもちにして食べる予定。

【2008年9月10日掲載】