京都新聞TOP > 政治・社会アーカイブ > 過疎に生きる「水源の里シンポ」
インデックス

住民の思い放送 「水源の里」活性へ奮闘

FMいかる 2日から特番
住民とボランティアの交流会を取材する井関さん(左)=昨年8月・綾部市老富町

 綾部市のコミュニティーFM放送局「FMいかる」は二日から、市内の「水源の里」についての特別番組を放送する。過疎高齢化が著しい限界集落を「水源の里」と位置づけ再生めざす取り組みを追うドキュメンタリー。特産品作りや都市との交流に奮闘する住民の姿や思いを伝える。

 特別番組は市が集落再生の輪を広げようと同局に事業委託。スタッフ二人が昨夏から今月まで計六十七時間、老富町栃など五カ所の水源の里で取材した。

 番組では、住民が特産のトチもち作りを通じ地元の小学生と交流したり、都会から来たボランティアと雪かきや草刈りに汗を流す様子などを、ナレーションや参加者の声で表現。再生への取り組みが全国に広がった経過や住民の思いについて、人々や市関係者へのインタビューも放送する。取材担当の井関悟さん(47)は「集落再生への住民の熱意の高まりや自然の魅力を伝えたい」と話す。

 番組は二−六日の午後一時から二十分間で、連日午後六時から再放送する。七、八日の午前十一時からは一時間の総集編を流すほか、映像版も九日からFMいかるのホームページで公開する予定。

【2009年2月28日掲載】