京都新聞TOP > 政治・社会アーカイブ > 過疎に生きる「水源の里シンポ」
インデックス

南丹・日吉の2地区 立命大と協定調印

学生の力 過疎地に元気を 活性化へ3年計画
児童数減少により閉校した小学校を見学する学生たち(南丹市日吉町四ツ谷・旧五ケ荘小)

 過疎高齢化が進む南丹市日吉町の四ツ谷、佐々江両地区の住民と、立命館大(京都市北区)の学生らが連携して地域活性化を目指す組織「元気ねっと!五ケ荘」の協定調印式が1日、南丹市日吉支所で開かれた。

 集落と大学などの協力で過疎集落の再生を図る、府の「ふるさと共援活動支援事業」の一環。両地区は、7集落に約500人が住み、うち4集落は65歳以上の高齢者が半数以上を占める。

 同組織は、学生らが地域調査をしつつ、住民とともに3年計画で、農村環境の保全▽定住促進と都市交流▽地域の情報発信−などに取り組む。3年間の活動費160万円は、府と市が補助する。

 調印式には、住民や学生ら約30人が出席し、同大国際関係学部の河村律子准教授と、地元代表の岩本照さんが協定書に署名した。その後、バスで両地区を巡り、2年前に閉校した旧五ケ荘小(四ツ谷)と市指定文化財の「玉岩地蔵堂」(同)を見学した。3年、大峯優志さん(21)=京都市右京区=は「美しい自然は魅力だが、若者を呼び込むのは、アクセスの悪さなどから現実には難しそう。学生の力がどこまで及ぶか挑戦したい」と話していた。

【2009年7月2日掲載】