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緑のふるさと協力隊員 遠藤さん

FM局で活動開始 綾部
FMいかるのスタッフとして、真剣な表情で市民の話を聞く遠藤さん(左)=綾部市志賀郷町

 「緑のふるさと協力隊員」として綾部市に着任した遠藤純子さん(22)=同市天神町=がこのほど、コミュニティー放送局「FMいかる」(同市西町)などで活動を始めた。

 同隊員はNPO法人地球緑化センターが農村定住や農業後継者の確保を目的に、全国の地方自治体に派遣し、1年間で農村生活などを体験する。中丹・丹後地区では本年度、京丹後市にも派遣された。綾部市では、昨年度派遣され現在は市定住促進課に勤務する横浜市出身の中倉司さん(26)に次ぐ2人目。

 遠藤さんは静岡県富士宮市の出身。愛知県内の大学で農山村の課題を学び、3月に卒業した。農業をしながら自分に合う仕事をする綾部市鍛治屋町の塩見直紀さんの「半農半X」の考えに感銘を受け、綾部への赴任を希望した。

 現在はFMいかるのスタッフとしてイベントに出向いたり、引きこもりの若者たちを援助する「あやべ若者サポートステーション」(川糸町)で活動。週末には水源の里でトチの実おかきづくりにも参加する。今後は農業体験のほか、伝統工芸の黒谷和紙づくりにも挑戦する。遠藤さんは「初めて体験することばかりだが、いろんな人との出会いを大切に頑張りたい」と話している。

【2010年5月13日掲載】