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綾部・古屋の公民館調理場改修

特産おかき作りに弾み
新しく完成した調理場で特産のおかき作りに取り組む住民(綾部市睦寄町)

 綾部市睦寄町の水源の里・古屋にある公民館の調理場がこのほど改修された。新たに「栃神工房」と名付けられ、住民たちは新設された調理機器で特産のおかきやあられ作りを始め、地域活性化へ意欲を高めている。

 市東部にある古屋地区には5軒6人が暮らし、自治会長の渡邉和重さん(58)を除いて全員が80歳以上。地元のトチの実を使った特産品作りを2年前に始め地域活性を目指している。これまで約10キロ離れた工房を借り、山道をバイクなどで通って作業していた。

 改修には、府の「ともに育(はぐく)む『命の里』事業」を利用。あられを揚げるフライヤーやおかきを焼くグリラーを設置し、トチの実の皮むきから袋詰めまでのすべての作業を行うことができる。おかきやあられ作り以外にも、トチもちやぜんざい、大福の調理も可能で、渡邉自治会長は「古屋に来てくれた方をこの工房でもてなしたい」と意気込んでいる。

【2010年5月18日掲載】

【2010年5月18日掲載】