京都新聞TOP > 政治・社会アーカイブ > 過疎に生きる「水源の里シンポ」
インデックス

水源の里、再生策報告

特産品作りや新住民誘致 綾部で35集落会議
過疎高齢化に悩む集落の活性化に向けた活動を交流した「水源の里集落合同会議」(綾部市八津合町)

綾部市内の過疎高齢化に悩む集落の活性化策を考える「水源の里集落合同会議」が13日、同市八津合町の市観光センターで開かれた。35集落が参加し、自然を生かした特産品作りや新住民誘致などの活動状況を交流した。

同市では44集落が高齢化率50%を超え、過疎も著しい五つの限界集落を条例で「水源の里」に指定して特産品作りや定住促進を支援している。ほかに9集落が市支援事業で再生計画を策定しており、会議はさらに事業参画を促すため開かれた。

水源の里連絡協議会の酒井聖義会長(82)=老富町=は、地元で特産のトチの苗植えや餅作りで都市住民と交流する活動などを報告。全世帯が65歳以上だった市茅野地区で移住者を迎えた経験から「水の源を守っているという誇りを持ち、元気を出すことが人を呼び寄せる」と強調した。

草壁地区の植山幸夫さんは、集落内の空き家の所有者に活用を働きかけ、2世帯の入居に結びつけた成果を話した。

【2010年11月14日掲載】